こんにちは!
今回は革靴になくてはならない相棒"シューホーン"をご紹介いたします!
今回ご紹介するABBEYHORNはイギリスで最も歴史あるホーン細工工房。
創業はなんと1749年...!
270年以上の歴史を誇る英国唯一のホーン細工工房で、伝統的な手仕事で高級日用品を制作しています。
本体にはナイジェリア産の水牛の角を、持ち手にはスコットランド産の鹿角を使用。
使用されている素材は全て食肉産業の副産物で、血統によって角の色柄が異なります。
自然の風合いを活かした1本です。
厚み、色合いなどひとつひとつ異なる水牛の角。
職人がその個性を見極め、靴べらとして適したものだけを選び抜きます。
じっくりと熱を加え、柔らかくなったところで職人の手で曲げながらかかとに沿うようなカーブに成形。
形を整えた後は、サンディングマシンを使って表面を丹念に磨き上げます。
1本ごとに異なる模様や曲線は天然素材ならでは。
手仕事だからこそ生まれる唯一無二のシューホーンです。
プラスチックにはない自然素材ならではの温かみと高級感。
手に取ると、その魅力がすぐに伝わります。
シューホーンが長い理由。
かつて英国紳士がタキシードを着る際、しゃがんで靴を履こうとするとズボンにシワがよってしまうのを避けるためでした。
靴を履くという一瞬の所作さえも美しくあろうとした彼らの美意識。
その背景を知ると、思わず背筋が伸びるような気がします🤵✨
ところでなぜ靴べらがシューホーンと呼ばれるか。
Shoe horn (靴+角)は、もともと本物の動物の角(ホーン)を使って作られたことに由来します。
普段何気なくシューホーンと呼んでいるこの道具。
実はその始まりは、1749年創業のABBEYHORN。
ABBEYHORNがなければ、そもそも靴べらという概念すら存在しなかったかもしれません。
これは単なる発明ではなく"身だしなみの文化" そのものの発明と言えるのです💡
玄関にシューホンの原点を。
靴を履くたび、所作が変わります。
稲田商店
〒150-0033
渋谷区猿楽町6-11
プリムローズマンション401